純米吟醸酒明鏡止水を飲んでみた

2023年3月27日2023年4月16日

明鏡止水の酒蔵について知ろう！

長野県佐久市に蔵を構える大澤酒造。北に浅間山、南に蓼科山を望む旧中山道の間の宿茂田井に３２０年余りの歴史がある。経営に携わる兄、杜氏をつとめる若い兄弟が醸す酒は酒名どおりよく磨かれていて清澄な酒質はさわやかな果実香と低めの酸味が調和して日本酒初心者にも好評です。

ラベルを見てみよう！

純米吟醸　吟織
原料名：米・米こうじ
使用米：美山錦
精米歩合：５５％
日本酒度：＋４
アルコール：１６度

純米吟醸
日本酒を手に取った時、よく目にすると思いますが、純米吟醸酒や特別本醸造酒などの特定名称酒の表示です。この表示を見ることで使用原料やどれくらい米を磨いているのかが分かります。
例えば
純米吟醸酒は米と米こうじと水のみで作られており、精米歩合６０％以下と制定されております。一方本醸造酒は米と米こうじと水、醸造アルコールを用いて作られたものが該当します。
使用米
美山錦を使用。１９７８年に長野県で「たかね錦」を放射線処理して開発された突然変異種。耐冷性が高く、寒冷地での栽培が可能なため、長野県ほか、東北地方でも多く栽培されています。軽快な香味に仕上がりやすいのが特長です。
日本酒度
辛口・甘口の目安になる数字です。水の比重を０とした場合の日本酒の比重を数値化したもので糖分などのエキス分が多いほど重くなり、マイナスを示します。一方糖分などのエキス分が少ないほど軽くなりプラスを示します。マイナスを示せば「甘口」、プラスを示せば「辛口」の酒だと覚えてください。